名古屋の若手税理士のつぶやき

青色申告で節税を

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青色申告とは

「節税の基本はなんですか」、と聞かれたとき、まず答えとして出てくるものは、「青色申告をしましょう」というフレーズです。
よく白色申告の方が帳簿を作らなくていいから楽だ、とか白色申告のほうが貸借対照表を作らなくて済むから楽だ、という声を耳にしますが、白色申告であっても帳簿は適正に作らなくてはなりません。
これらの言葉を鵜吞みにして白色申告を続けている人は節税上大きな損をしてしまいます。
帳簿をつくるということは、税金計算をするためではなく、自分の会社の経営成績や財政状況を知る上で必要不可欠なことです。
このように正確な帳簿をつくることが、結果として節税につながりますし、せっかく正確な帳簿をつくるのであれば、青色申告をしない手はありません。
青色申告とは日々の取引を正確に帳簿に記帳し、その帳簿に基づいて正しく所得や税額を計算することを推奨する制度のことをいいます。
そして、このように日々の取引を正確に帳簿に記帳していることを条件に、様々な税金上の特典が与えられています。
いくつか代表的なものをご紹介します。

青色申告の特典

①欠損金の翌期以降9年間の繰越控除
青色申告した事業年度で、ぜいむ上の赤字が生じた場合、その後9年間の事業年度で生じた黒字と相殺できる制度です。

②欠損金の繰戻しによる法人税の還付
当期の決算が赤字で、前期の決算が黒字の場合、当期の赤字と前期の黒字を相殺して、前期に納付した法人税を還付してくれる、という制度です。

③帳簿書類の調査に基づく更正・更正通知書への理由付記・推計による更正または決定の禁止
税務調査等で間違いやミスが指摘されたとき、税務署長の権限で課税所得や税金を決める場合、帳簿に基づく計算を行わなければならず、推計等をしてはいけない、という制度です。

④法人税額の特別控除
青色申告だけに認められている様々な税額控除制度のことをいいます。

⑤中小企業者の少額減価償却資産の取得価額の損金算入

取得価額が30万円未満の固定資産を取得した場合、減価償却よることなしに、取得した年分に即時に償却できるという制度です。

このように青色申告には様々な特典が用意されていて、節税に繋がるものも多いです。
青色申告をするためには事前に申請を行い、納税地の所轄税務署長の承認を受けることが必要です。
まずは青色申告をして、節税を目指しましょう。


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